注文していた水栓金具がやっと届きました。\(-o-)/
なぜかこういう機械モノを触るのが大好きな私です。ワクワクします。
機械屋だった父の血を受け継いでるのかなあ。
いよいよ交換工事開始です。
【1】まずは止水栓を閉めます。
【2】止水栓からフィルター付きワンタッチソケットをモンキーレンチではずします。
【3】給湯ホースからワンタッチソケットをはずします。
ストッパー(水色のプラスチックリング)をはずして、黒いゴムの部分を押し下げて外します。
※施工説明書ではストッパーを押し込みながら、ゴムの上部を引き上げ、給湯ホースを引き抜くと書いてありましたが固くて出来ませんでした。
【5】同じように給水ホースを外します。
【6】通水管と調圧弁でつながっているシャワーホースを外します。通水管から調圧弁をはずしておきます。
これでシンク下でつながっていたホースが全部外れたました。
写真は新しい水栓用のワンタッチソケットを止水栓に取り付けた状態です。
給水栓は浄水用の水洗と共用しているため分岐され、横向きになっています。
【7】水洗金具を外します。
ここで大問題が起きました!!
水洗金具を留めているネジ穴がない?!!?!
六角レンチが入るネジ穴があるはずのくぼみはあるものの、その下はツルツル~~~?
これでは水洗金具を外すことができません。なんで?なんで?
工事をいったんストップして、謎を解くしかありません。
検索していくうちに
TOTOに混合栓本体締め付け保持工具 という専門の工具があるというのを見つけました。
水栓裏側にある凹部分に引っかけて、グリッとまわして使うというもの。
もしかして、これを手に入れない限り、うちの水洗金具は外れないの? orz ガ~~~~ン(T_T)
一瞬、目の前が真っ暗になりました。
でも、対応機種の説明にはTKW32pは入っていませんし、水洗金具のくぼみは仕様の直径6ミリより大きくて、どう見ても8ミリ以上あります。
どうも変です。
再び、ネットでTKW32p型の構造を調べることに。
COM-ETというサイトでTKW32Pの施工説明書を発見。
そこに↓の記述。 くるっと回して止めネジを隠す、ですと?!
そ、そんな構造になっているとは!
水垢がノリのようにくっついているのを力づくでまわしていくうちに、ネジ穴を発見。やった!!(^^)!
六角レンチでネジを外します。
【8】水洗本体を抜き取ります。
※4本出ているホースをいっぺんに抜こうとすると途中で引っかかって抜けません。
まずシャワーホースを抜いて、隙間を作ったらすんなりと抜けました。
【9】上面施工用アダプタを外します。
【10】水垢をきれいにふき取り、湿っていた補強版を乾燥させます。
本来なら一日ぐらい放置して乾かした方がいいのでしょうが、急ぐのでドライヤーで乾かします。
これで、取り外しがやっと完了です。
あちこちのブログで取付より取り外しに苦労すると書いてあったのは本当でした。
ここまでに3時間半かかっています。(^_^;)
【11】新しい上面施工用アダプタを取り付けます。(元々ついていたものとまったく同じものでした)
施工説明書どおりに付属の六角レンチで固定します。
【12】ホースを差し込みます。
【13】給湯ホース、給水ホース、通水管とシャワーホースをつなげます。
ホースガイドとストッパーをシャワーホースに取り付けます。
【14】上面施工用アダプタと本体をネジで固定します。
【15】元栓を開けて、水漏れがないかを確認して交換工事は完了です。
取り外しから完了までの所要時間は4時間。
午後10時に始めて、終わったのは午前2時でした。
取り外しに3時間半。(ネジ穴の謎を解くのに2時間・カバーをまわしてネジ穴を見つけるのに1時間)
新しい水洗金具を取り付けるのに30分。
ハ~~~~疲れた。。。。
【水洗金具交換工事のポイントと反省】
★取り外す水洗金具の構造をあらかじめ調査しておくべき。
★水垢は接着剤と同じでとにかく手ごわい。カバーを回してネジ穴を見つける作業は私1人ではギブアップしたかも。
やっぱ、男性の力は偉大です。(連れ合いさん、ありがとう)
★シールテープを用意していたのですが、元の水洗金具に使っていなかったので、不要だと判断。使いませんでした。
★工具で使用したのは、モンキーレンチと付属していた六角レンチのみ。