朝は野菜ヨーグルトジュースとマフィン一つとバナナ一本の私ですが、今日はバナナのお話しです。
バナナは熟れるにつれて栄養価が変化して行くのを知っている人は少ないようです。(写真は日本バナナ輸入組合広報室のサイトから)
バナナの中に含まれる酵素は熟するにつれてでんぷんを糖分に分解して行きます。
だから完熟バナナはほとんどのでんぷんが糖分に分解されているので、消化に良いという事はこれまで言われ続けてきました。
日本の研究者がバナナは熟れるにつれて、抗酸化物質と抗がん特性が増加してゆくという研究結果を発表しました。
下の図のいように7段階に分類されます。
黄色い皮の上に黒い斑点(シュガースポット)ができている完熟バナナには異常な細胞と戦うTNF(腫瘍壊死因子)という物質が含まれていて、抗がん特性はシュガースポットの色が暗いほど強いそうです。
さらに完熟バナナは緑色のもぎたてバナナの8倍も免疫システムを高める効果があることも明らかとなっています。
チャートでは分かりにくいので、写真で見ます。
輸入されたばかりの緑色のバナナはNo・1、真っ黄色はNo・6、シュガースポットといって、黄色に黒い点々がでてきた状態をNo・7といいます。
ざっくり分類すると●整腸作用は両端が緑の青めバナナ●抗酸化力作用は黄色いバナナ●免疫増強は茶色バナナとすると覚えやすいです。
バナナは栄養が豊富なだけでなく、実はアンチエイジングの効果もありました。
バナナに含まれるポリフェノールが老化を緩やかにしてくれます。
バナナを継続的に食べ続けると、お肌がもちもちになると言われています。
バナナが、肌の保湿力をアップさせて、弾力をとりもどしてくれるのです。
弾力がアップすれば、シワできにくく、若々しいお肌になります。
また、肌自体の抵抗力もアップさせ、きめ細やかで透明感のある女性憧れのお肌を作ることができます。
バナナは常温で保存しましょう。
バナナは熱帯地域の暑い国の果物だから寒いのが苦手です。
冷蔵庫に入れるとすぐ皮が黒くなってやわらかくなってしまうので入れないでください。
冷やして食べたい場合は、食べる30分ぐらい前に冷蔵庫に入れるとよいでしょう。
また、真夏の暑い時期は、風通しの良い涼しいところで保管をお勧めします。