浴室の水栓を自力で交換~実践編~です。
まずは、ネットで交換方法の実例を紹介しているサイトを検索します。
サンリフレプラザさんの説明はとても親切。ありがたいです。
水まわり通販.com さんの説明もアニメーションもあってイメージしやすくて参考になりますね。
必要な工具は基本的にはモンキーレンチのみ。あと、シャワーのハンガーを取り付けるためにプラスドライバーがいるぐらいですが
絶対に必要なのは、シールテープ。
生活堂さんはちっちゃなシールテープをおまけにつけてくれましたが、最初、取付のコツがつかめなくて何度も巻き直す羽目になったのでそれだけでは足りなくて金具屋に走る羽目に。(^_^;)
初めてやる方は最初から少し余分にシールテープを 買っておくと安心かも。
さあ、浴室の水栓金具の取り替え開始です♪
STEP1 まずは、水の元栓を締めて水を止めます。
STEP2 本体取付ナットをゆるめて蛇口本体を取り外します。
STEP3 取付脚を反時計まわりに回して取り外します。
STEP4 歯ブラシなどを使って、配管内のシールテープ、ゴミなどを取り除きます。
長年の水あかとボロボロのシールテープでめっちゃ汚いです。歯ブラシだけではいまいちきれいにならなくて、爪楊枝や金属タワシも動員してキッチリきれいにしました。(所要時間 約20分)
STEP5 取付脚のネジ部分にシールテープを巻きます。
右回りに7~8回程度引張りながら巻きます。ここで何回巻くのかは、かなり重要な部分です。無理に締めすぎると配管を傷め、ゆるいと水漏れの原因になるのでシールテープの巻き数は何度か試して調整が必要です。
私の場合は
一回目は5回巻いて取り付けたら、ゆるかったようで取付脚が逆回りしてしまって失敗。
二回目は6回巻きにして取り付けてみたら水漏れ。
三回目は7回巻きでうまくいったのですが、8回巻きのほうがよりキッチリしまったような気がするという結果に。
STEP6 取付脚を時計回りに回して取り付けます。
このSTEPが一番難しく、重要な部分です。
注意することは
★2本の取付脚の締め回転数を同じにする。
★取付時に、左方向に回してしまったら、シールテープを巻くSTEP5からやり直し。
(シールテープが切れて水漏れの原因となる)
取付脚を右下写真のような位置関係になるように調整します。取付脚は絶対に右方向にしか回さないこと。
(シールテープを巻かない状態で何度かシュミレーションをして位置決めをしました)
STEP7 水栓金具本体にシャワーホースを取り付ける
本体を取付金具に取り付ける前に、シャワーホースを取り付けます。
STEP8 水栓金具本体を取り付ける
パッキン、水栓金具本体を取り付けて、クランクナットを締めてある程度固定します。
取り付けの際、取付脚を右下がりの状態にして水栓金具本体を取り付けてから少しづつ全体が水平になるよう調整していくのがコツのようです。水平になるときに取付脚と本体をつなぐナットがキッチリ締まった状態になればOK。
かならず平行になっていることを確認した後、モンキーレンチで本締めする。
STEP9 確認・完成
水漏れをチェックして完成です。少しでも接続部から水漏れする場合はSTEP5からやり直しです。
新しいシャワーハンガーと元のハンガーのネジピッチが違うので 電動ドリルがないと取り付けるのはなかなか大変です。
別に古いシャワーハンガーでも問題ないのでとりあえず、元のハンガーをそのまま使うことにしました。
いい感じです。(^O^)/ 水漏れもありません。(*^_^*)
途中でシールテープを買いに走るというアクシデントはありましたが、それを抜きにすると全体の所要時間は2時間弱ほどでした。
取付脚のシールテープの調整が一発で決まっていたらもっと早くできたでしょう。