黒にんにく~アンチエイジングとがん予防

黒にんにくをたくさんいただいたので、効能や食べ方を調べてみました。
にんにくが滋養強壮によいのはよく知られているけど、黒にんにくはどうなの?と調べ始めて、滋養強壮効果はもちろんのことがん予防にも効果があるとの研究結果があるとのこと。これは積極的に正しい食べ方をご紹介するべき食材でしょう!

黒にんにくってどんなもの?

生のにんにくを温度管理された釜で長時間かけて自己発酵させたものです。
にんにくは熟成発酵するつれてメイラード反応により黒く変色していきます。メイラード反応はアミノ化合物などを加熱したときにメラノイジンと呼ばれる褐色物質が生成される現象で、味噌や酵素玄米なども発酵が進むとどんどん色が濃くなっていく、これがメイラード反応です。
玉ねぎを長時間炒めると飴色になっていくのもメイラード反応です。

黒にんにくの効果と特徴

老化防止やがん予防に効果があるという研究結果もあり、サプリメントとして毎日少量づつ食べるとよいとされています。長期間熟成させることにで、生のにんにく特有の臭いの原因のイオウ化合物が取り除かれるので、ほとんど臭いが残りません。

熟成させることによって生まれる抗酸化作用のあるポリフェノール、血液をサラサラにして体を温める効果のあるS-アリルシステイン、健康維持に欠かせないアミノ酸が豊富なので、免疫力、抗酸化力、代謝の3つを高めることができるわけです。

黒にんにくの食べ方

●皮をむいてそのまま食べる

フルーツのように皮をむいてそのまま食べられます。味はレーズンのような少し甘酸っぱい味です。乳酸菌の働きで胃腸にも優しいですが、1日に1~2片ぐらいを毎日継続して食べると効果が高いそうです。

●乳製品と一緒に

黒にんにくは乳製品と相性がよいので、バターに混ぜてガーリックバターにしたりクラッカーにチーズと黒にんにくを載せたカナッペなどがおススメ。

●料理に混ぜて

簡単なところでは、細かく刻んでサラダのトッピング、カレーやパスタのトマトソースを煮込むときに混ぜたり、バーニャカウダソース、黒にんにくを混ぜた餃子やハンバーグなどレシピは無限大です。

さっそくつくってみた~黒にんにくレシピ~

ブラックガーリックバター

作り方は黒にんにくと常温に戻したバターを混ぜるだけです。黒にんにくの量も好みで自由。
バケットやトーストに塗って食べるだけでなく、野菜炒めなどの料理にも使えます。

トマトパスタ

いつも作っているトマトソースのレシピに黒にんにくを細かく刻んで煮込んでみました。
いつもより深みのある味になった気がします。そのまま食べるより自然に黒にんにくを食べられるので料理に使うのはお勧めですね。明日は黒にんにく餃子をつくってみようかな。

黒にんにくペースト

今回、いただいた黒にんにくが手でつぶれる柔らかいものだったので、そのまま瓶につめてペーストで保存することにします。これで、クリームチーズと混ぜたり、マヨネーズと混ぜてドレッシングにするのも簡単でしょうし、日々の料理に使うのも便利だと思います。