ティファールで発芽酵素玄米。その2

発芽酵素玄米を炊いていきます。
材料と下準備については、前回のティファールで発芽酵素玄米。その1へ。

こちらが炊いてから3日めの食べごろになった発芽酵素玄米です。

発芽酵素玄米の作り方

材料

  • 玄米(無農薬はざかけ米) 4合
  • 水 750CC
  • 塩 小さじ1
  • 小豆 40g
  • もち麦(押し麦でも可) 大さじ2
  • 水300㏄(蒸し用の水)

使用機材

  • ティファール圧力なべ クリプソプルミエ
  • 炊飯器の内釜(圧力なべに入る鍋ならなんでもOK)
  • 内鍋を浮かすための網(焦げ付き防止なので底から1-2cm浮かせられたらなんでもOK)
1.小豆40gを水洗いして、水を切っておきます。

2.炊飯器の内釜に発芽玄米を水ごと全部入れ、小豆40g、もち麦大さじ2杯を加えます。

3.塩小さじ1杯を加えます。

4.材料を全部合わせた状態になったら、泡だて器で2~3分かき混ぜます。
長岡式では右回りに8分かき混ぜるのが決まりだそうなので、もっと混ぜても構いませんが、混ぜる時間は長くても短くてもそんなに変わらない気がします。

5.ティファール中圧型の圧力鍋です。
なべ底に写真のような、直接内鍋が底に触れないような網を入れて、蒸し用の水を300CC入れます。

6.炊飯器の内釜を落とし入れます。

7.蓋を閉め、極弱火で75分炊きます。
弱火の程度は、スタートから35~40分ぐらいで圧力なべがシューシューいい始めるのが目安です。
火が強いと、おこげができてしまい硬い玄米になってしまうのでできるだけ弱火で炊くのがコツです。
火加減は最初から最後まで極弱火なので、火にかけてしまえば時間まで放っておけるので手間なしです。
8.時間が来たら、火を止めて30分蒸らします。

9.30分経ったら、圧力なべのふたを開けて、内釜を取り出します。
出来立てのご飯はまだ白っぽく色づいていません。
この状態でも十分においしいので、待てずに食べてしまうことがあります。
でも、出来立てご飯は、発酵していないのでただの発芽玄米であって、発芽酵素玄米にはなっていません。

10.内釜は炊飯器のものなのでそのまま炊飯器に移して保温状態にします。
写真は出来上がって2日目ぐらい。少し色づいています。

保温状態のまま毎日、軽く下から上にかえすように天地返しをしていると、3日めぐらいで食べ頃になります。
冒頭の写真のようにお赤飯のように赤く色づくのが熟成が進んだ印です。
独特のモッチリ感と噛めば噛むほどに玄米とは思えない甘みと旨味が広がります。
気を付けて保温状態を保てば、10日ぐらいは美味しく食べられますが、2人でだいたい1週間以内に食べきってしまいます。
腐敗が心配な方は、熟成が十分に進んだら冷凍して保存もできます。

この発芽酵素玄米には写真の「土佐の赤かつお」もそうですが昔ながらのご飯のお供が良く合います。

巷のサイト情報では高額な専用の圧力炊飯器が必要などと書いてありますが、家にあるティファールの中圧力鍋と炊飯器の保温機能で十分においしい発芽酵素玄米が炊けます。

時間はちょっとかかりますが、そんなに手間がかかるわけでもないので、身体に良い食物繊維と酵素タップリの発芽酵素玄米を試してみてください。