前回のビワの収穫とビワジャムづくりに続いて、ビワの葉でビワ茶を、スモモでジャムをつくります。今日はビワ茶です。
びわ茶に含まれる栄養成分は「精油、サポニン、アミグダリン、ブドウ糖、クエン酸、タンニン糖質、エムルシン」で。古来から病気治療が目的で中国、インドなどで飲まれていたと言われています。
ビワ茶用の葉は緑色が濃く大きいものを選びます
葉を一枚一枚丁寧に水洗いします。
次に葉の真ん中に糸を通して、
パリパリになるまで約二週間天日干しをします。
硬めのブラシなどで葉の裏側の産毛のようなモケモケとしたものを取ります。
根気よく取り続けるとこんなに溜まってきます。これは捨てます。
触るとカサカサという音がします。良く乾いている音です。
たちまち飲む分量をプライパンで炒ります。テフロン加工のものではなくて鉄製のものを使いましょう。緑色が茶色くなるくらいまでで、決して焦がしてはいけません。
さっそく小さいやかんに適量を入れて水から入れて10分ほど煮出します。
早速頂きます。美味しいお茶です。奥の方からビワの甘い香りがします。
半日くらい置くと風味が落ち着いてうま味が増すようです。冷やしても美味しいのですが、薬効を考えると常温か温めた方が良いようです。
様々な効能があると言われるビワ茶の薬効をまとめます。血行促進・整腸作用・殺菌作用・アレルギー改善・むくみ・冷え性・肩こり・腰痛・肌荒れ、乾燥肌・便秘・疲労感などです。
次はスモモでジャムをつくります。