水餃子はバランスが良い健康食です。

桜が咲き出しましたが、寒い日と暖かい日が交代で来るこの時期は体調を崩しがちです。そんな時には栄養バランスの良い水餃子はいかがでしょう。昔勤めていた会社が中国は天津からの研修生を受け入れていて、来日したメンバーが必ず披露してくれたのが水餃子でした。

             

ちょっと厚めでもっちりとした皮がさすがに本場と思ったものですが、その味を思い出しながらつくります。    

餃子には肉(タンパク質、脂質)野菜(ビタミン、ミネラル)だけでなく皮(炭水化物)があり、さらに適度な糖質が含まれていて消化に良い 、バランスのとれた健康食です。

餃子の皮が肝心なので、中のあんはレシピだけ書きます。

いよいよ皮づくりです。

強力粉と150g薄力粉50gをボウルでまぜてドーナッツ状に真ん中をあけて熱湯をを加えて
混ぜます。

煎り卵のような感じにまとめます。

天津の人達は麺棒で伸ばしてたたむを繰り返すのですが、私たちはウマくできないので、、ビニール袋に入れて7~8分踏みます。

弾力が出てツヤのある生地になればOKです。10分ほど寝かせます。

打ち粉(コーンスターチ)をふります。

棒状にして4等分に切ります。次にそれぞれ6等分に切って、24等分になったものを平たく伸ばして、生地をまわしながら、めん棒を転がして直径7cmの円形に。

こんな感じです。餃子用の短くて太い麺棒がないので、うどん用の長いものを使いましたが、
意外にうまくできます。

具をのせます。気持ち少なめが丁度いい感じになります。

次にふたつ折にして、

両端を立ててHの形をつくります。写真は最初の片方をつくっているところ。

H型をペタッとたたみます。

はい、綺麗にできました。

大きめの鍋にたっぷりのお湯で茹でます。入れてから5分ほどして餃子が上に浮いて生地の縁の部分に透明感が出たら茹で上がりです。

うちの家で一番大きな鉢皿に茹で湯ごと盛ります。

黒酢やラー油をつけて食べます。食べるラー油もいいでしょう。お好みで緑の葉のパクチー(香菜)と頂くと口の中がアジアです。

さすが手作りの皮です。ツルンでモッチリで美味しいです。今度の休日にでも手づくりのもっちり水餃子はいかがでしょうか。

同じ餃子でも水餃子なら油を使っていない分、カロリーも1個あたり25~35kcalぐらいに抑えられます。水分が多い分、お腹も意外と膨れます。