酢で〆た鯖は一段と栄養価が高くなります

ここは京都の鴨川にかかる出町橋、橋の向うは京阪の出町柳駅です。鯖街道の石碑がありす。若狭小浜で捕れた鯖を京都まで運んだ鯖街道の終点がここ。その昔80キロの道のりを塩を振った鯖を背負って丸2日の行程歩いて運んで丁度いい塩加減になったのだとか。

すぐ近くの出町桝形(ますがた)商店街に入ってすぐ左に満寿形屋という創業100年の食堂があります。若狭鯖街道元祖鯖寿しとあります。

店内は元祖とか老舗というより、町の古い食堂という感じ。

貴船神社の暖簾の奥が厨房です。
鯖棒寿司が4500円、二切れで何と900円。ちょっとしたショートケーキより高い鯖寿司です。

単品では高い鯖寿しですがこちらでは大ぶり二切れとうどんのセットで1000円です。今日は暑いので冷やしぶっかけと鯖寿しのセットにして1200円。

やってきました。

この蒲鉾の分厚さはうれしいです。

良くお出汁の効いた京都らしい上品なお味です。

何と肉厚な鯖寿しでしょうか。

鯖には、DHA・EPAをはじめ、ビタミンB2・B12・Dなどが多く含まれてるのはよく知られていますが、鯖と酢の組み合わせはさらに驚くべき効果を発揮します。

血液をサラサラにする効果、悪玉コレステロールを減らす効果、善玉コレステロールを増やす効果、中性脂肪を低下させて血液がサラサラにする効果がさらにバージョンアップします。

動脈硬化・脳梗塞・脳卒中・心筋梗塞・高血圧等の予防に効果が期待できます。

DHAドコサヘキサエン酸は脳を活性化させ学習能力を向上させ、認知症予防や、視力回復等にも効果があります。

今年はまだ5月というのに今週来週は気温は30越えで場所よっては35度越えもあるとか、酢で〆た鯖を食べて早めの夏バテ対策が必要かも知れません。