江戸中期創業で300年の歴史のある鰻屋 うなぎ割烹山田

出張で千葉県香取市佐原にいます。ホテルにチェックインを済ませて食事に出てきました。この「うなぎ割烹山田」は地元の美味しい店で検索したら必ず出てくるお店。江戸中期創業で300年の歴史のある有名な鰻屋さんです。

平日でもお昼は行列店ですが、夜は今日のような週末でも空いているようです。

メニューです。じか重きも吸い付「上」が一番人気の様なのでそれにします。昨今の鰻の値上がりで特上はちょっとしたステーキハウスに行く感覚の値段です。

仕事終わりの生ビールは格別です。

ビールの突き出しはマグロと山芋の短冊です。生のマグロが揚がる銚子漁港が近いし、醤油の産地でもあるのでウマいです。

席から立ち上がると格子小窓から厨房が見えます。板さんと目が合いました。

この店は蒸して焼く江戸前ではなくて、直に炭火でたれ焼きにする関西風です。でも腹開きではなくて関東風の背開き。写真は格子にカメラのレンズを突っ込んで撮りました。前の写真で目が合った板さんが煙の中で鰻を焼き上げています。

じか重きも吸い付の「上」がきました。蓋を開けると….

これです。鰻が溢れています。

「じか重」の全体像です。関西で言うところの「うな重」はこちらでは鰻とご飯が別々のスタイルの言い方だそうです。

きも吸いのきもを頂きます。かなりデカいです。

鰻は肉厚でたれ味と焼き加減が抜群です。香ばしい鰻の身と山椒の香りが良く合います。

岐阜県関市本町に辻屋という古くからやっているウマい鰻屋がありますが、私はいい勝負と思います。

うなぎ割烹 山田

千葉県香取市佐原イ457
0478-52-4375
11:00~14:30 16:30~19:30
定休月曜日(祝日の場合翌日休)

鰻の栄養、効能効果は有名です。近年では多すぎると心配された20%を占める脂質も、実は不飽和脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含んでいることが判明して、脂っこいイメージとは裏腹に意外なほど体に優しい食材と再評価されています。