やわらかジューシー塩鶏

8月に入りましたが、今年は7月中旬から暑い日が続いて少々バテ気味です。食事もあっさりとしたメニューになりがちですがこんな時期こそ栄養はしっかり摂らねばなりません。今日はこの時期にお勧めの簡単にできて栄養価の高い「やわらかジューシー塩鶏」の紹介です。

レシピは私がとても重宝にさせて頂いている西山京子さんの「ちょりママのちょりまめ日和」からの紹介です。

(上の写真は「ちょりママのちょりまめ日和」から)

下味をつける時間や寝かせる必要もありません。フライパンに入れて、蒸し焼きにして5分待って、出来上がりという料理です。出来上がりの熱いのを食べてもいいし、冷めて塩とお酒の旨味が馴染んでからも一段とおいしいです。

材料は2人前(大人なら1人で1枚は行けます。)
○鶏むね肉・・・2枚
○塩・・・・・・小さじ1
○砂糖・・・・・小さじ1(何で砂糖?思われるでしょうが砂糖で良いのです。d( ̄  ̄))
○酒・・・・・・50cc

下準備
1・鶏肉は観音開きにして厚さを均一にしてフォークでグサグサ穴をあける。
 (観音開きは身の中央から包丁をねかせて身を削ぐ、反対側も同じように削いで開きます。)
 どうぞ、いやな奴を思い浮かべてグッサグサ行きましょう。

2・鍋に鶏肉、砂糖、塩を入れて味をなじませたら、皮の面を下にして酒を回しかける。
  写真は皮面が上です。なじませてひっくり返します。

  アルミホイルの落し蓋をして中火にして加熱スタート。

3・湯気が立ったら火を止めます。裏返して皮の面を上にします。

 5分以上蒸らして出来上がり。劇的な早さです。

スライスするとこんな感じでほんのりピンク色で、このくらいがしっとりしてジューシーです。

*鍋によって蒸し時間、蒸らし時間を調節してください。
*火を止める目安は表面がうっすら白くなったら蒸らしに入ります。
*裏返して(皮の面を上にして)蒸らすと均一に短時間で火が入ります。


*冷めたら保存容器に入れて冷蔵庫で4日程度は保存可能です。
*蒸した煮汁は水で薄めてスープなどに使うことができます。

鶏肉にはビタミンAやB群をはじめ各種ビタミンが豊富で、必須アミノ酸のバランスが良く、消化吸収率はなんと95%と大変優れています。中でも胸肉にはビタミンBの一種、ナイアシンが多く含まれています。ナイアシンは眼精疲労に良いビタミンAに加えて、代謝を進めて細胞を元気にするビタミンB群、疲労回復や粘膜・消化器系を保護する効果があります。