長野県伊那市の親戚から菊芋が届きました。菊芋は「天然のインシュリン」といわれる「イヌリン」と、カリウムを豊富に含んでいることから高血圧に効果があり、美容と健康に大変良い野菜として注目を集めていて、長野県が県の特産化として栽培を奨励している作物です。
菊芋は秋に根が大きくなり、翌春にはそこから新たに芽が出ます。最も多く出回るのは11月から12月にかけてです。ヤーコンのように生のままでもクセがなくシャキシャキとした食感が楽しめる他、加熱する料理でも美味しく食べられます。今日はそんな副菜を2つ紹介します。
良く洗って7ミリ程度の厚さに切ります。
漬けるだけでピクルス・マリネ・
瓶に入れた菊芋がヒタヒタになるまで注ぎます。
こんな感じ。
フタをして冷蔵庫に入れて3日で食べごろになります。
次にから揚げをつくります。7ミリ厚に切った菊芋に小麦粉をまぶして、
油で揚げます。こちらは絶対皮つきの方が美味しいです。
狐色からちょっと焦げがかったくらいで揚上がりです。
こんな感じです。
軽く塩を振って出来上がりです。
冷蔵庫で3日経ったカンタン酢漬けも出来上がりました。
菊芋は鮮度が落ち、乾燥してくるとしなびたように柔らかくなってきます。実が硬く締まったものを選びましょう。
●生のまま皮を剥き、スライスや細切りにしたものをサラダや色々な和え物にするとシャキシャキとした食感が楽しめます。
●スライスして炒め物に使ったり、オーブンで焼いてバターを付けて食べても美味しいです。
●ジャガイモのように煮物にも、味噌汁やスープの具になるほか、ポタージュにも出来ます。
●スライスしたものを天ぷらにしても美味しくいただけます。