写真は私が毎日赤い車を止めている会社近くの駐車場です。
車を止めて出口に向かって歩いて行くといつもと何か違うと振り返ります。
柿です。
私の車の横2台は駐車場のオーナーの車で、毎年この時期になると車の上に柿を吊るして干柿をつくります。
次の日の朝です。全て吊るし終わった様です。
毎年これを見ると、今年もあとわずかなんだと思います。
柿はカキノキ科カキノキ属に属する果物で日本古来の植物。
「柿」という字も日本の独自のものです。
まさに日本の風土に根づいた秋の果物で、縄文時代にはすでに食べられていたようで、「古事記」や「日本書紀」にも柿の名前が確認されます。
柿には栄養素が豊富に含まれています。
動脈硬化や高血圧、生活習慣病からがんの予防にまで効果があることが最近の研究で明らかになったと言われます。
という事で、干して一週間目。
二週間目。
実は、少し期待しているところがあります。
夏に長野の伊那市にいる姉から届く、無農薬栽培のトウモロコシを毎年おすそ分けしているので夏に長野の伊那市にいる姉から届く、無農薬栽培のトウモロコシを毎年おすそ分けしているので、ここ2年続けて干し上がった柿が回って来ます。
さあ、今年はどうでしょうか。
三週間目です。
四週目です。だいぶ干し柿らしくなってきました。
そして5週目の今日、うれしい事が起こりました。
会社に駐車場の大将が干柿を5つもってきてくれました。
ちょっと干しが浅いかと思いましたが切ってみると、甘味の強い黒いところが入っています。
鮮やかなあめ色の果肉です。これはもう贅沢なデザートですね。
私はしっかり干し上がった白い粉が吹いているのより、こんなレア感のある方が好きです。
駐車場のオーナーさん、来年もよろしくお願いします。